渋谷でバーチャルオフィスを探しているなら、月額660円〜で渋谷区の住所が使えるサービスが複数ある。法人登記にも対応しており、スタートアップやフリーランスの拠点として十分に機能する。
ただし、同じ「渋谷」でも料金やサービス内容はかなり違う。会議室が使えるところもあれば、住所利用のみに特化したサービスもある。自分に合ったサービスを選ばないと、余計なコストを払うことになる。
この記事では、渋谷に拠点がある主要バーチャルオフィス6社を比較し、それぞれの特徴を整理した。
筆者は渋谷のGMOオフィスサポートを約半年利用中。この住所で法人登記・銀行口座・クレカまで一通り揃えた。
渋谷のバーチャルオフィス6社 比較一覧
まず全体像を把握するために、渋谷に拠点がある主要6社の比較表を確認してほしい。
| サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 法人登記 | 会議室 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| GMOオフィスサポート | 660円〜 | 0円 | ○(1,650円〜) | × | 初期費用0円・転送料込み・GMOグループ運営 |
| DMMバーチャルオフィス | 660円〜 | 5,500円 | ○(2,530円〜) | ○ | DMMグループ運営・AI秘書サービス |
| レゾナンス | 990円〜 | 5,500円 | ○(990円〜) | ○ | 法人登記最安級・郵便物写真通知無料 |
| バーチャルオフィス1 | 880円 | 5,500円 | ○(880円) | ○(渋谷のみ) | 法人登記込み最安・口座開設保証付き |
| ユナイテッドオフィス | 2,310円〜 | 6,600円 | ○ | ○ | 自社物件21年運営・全拠点会議室完備 |
| PocketOffice | 980円〜 | 5,500円 | ○ | ○ | 渋谷特化・LINEで郵便物確認 |
料金だけで見ると、GMOオフィスサポートとDMMバーチャルオフィスが月額660円〜で最安。ただし法人登記込みならバーチャルオフィス1の月額880円が最もコストを抑えられる。
各サービスの詳細と特徴
1. GMOオフィスサポート|初期費用0円+転送料込みのコスパ最強
渋谷の拠点: 渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル2F-C(渋谷駅 徒歩3分)
GMOインターネットグループが運営するバーチャルオフィスだ。最大の強みは初期費用が完全に0円で、郵便転送料も基本料金に含まれていること。他社では「月額は安いけど初期費用が5,500円」「転送のたびに実費がかかる」というパターンが多いなか、GMOオフィスサポートはトータルコストで見ると非常に安く収まる。
郵便物の来店受取にも対応しているので、急ぎの書類がある場合も安心だ。なお、GMOオフィスサポートの渋谷拠点には会議室があるので、対面の打ち合わせにも対応できる。
筆者が実際に使っているサービスなので、後ほど体験談を詳しく書く。
新規契約で初年度基本料金6ヶ月分が無料になるキャンペーンを実施中(2026年3月31日まで)。通常の3ヶ月無料特典に加えて、キャンペーン分3ヶ月が上乗せされる。
2. DMMバーチャルオフィス|大手DMMの安心感+全拠点会議室
渋谷の拠点: 渋谷区円山町5番(渋谷駅 徒歩6分)
DMMグループが運営するサービスで、全拠点に会議室を完備している。月額660円〜とGMOオフィスサポートと同じ最安水準だが、初期費用が5,500円かかる点と、郵便転送がオプション扱いになる点が異なる。
AI秘書サービスが使えるのはDMMならではの特徴だ。ベーシックプラン以上で無料付帯されるので、電話の一次対応をAIに任せたい方には便利だ。
GMOオフィスサポートと比較すると、初期費用と転送料の分だけトータルコストは高くなるが、会議室が全拠点で使える点では上回っている。
3. レゾナンス|法人登記990円〜+郵便物写真通知が無料
渋谷の拠点: 渋谷区神南1丁目(渋谷駅ハチ公口 徒歩3分)、渋谷区神宮前6丁目(明治神宮前駅 徒歩5分)
渋谷エリアに2店舗を構えるレゾナンスは、法人登記対応で月額990円〜という価格が魅力だ。全プランで郵便物の写真通知が無料なのもポイント。届いた郵便物をスマホで確認できるので、「何が届いたかわからない」というストレスがない。
GMOオフィスサポートだと郵便物の写真確認は月額+1,100円のオプションなので、この点はレゾナンスが優れている。
さらに、みずほ銀行を含む4行の口座開設紹介制度があるので、法人口座の開設に不安がある方にも向いている。全店舗に会議室とコワーキングスペースを完備しているのも強みだ。
4. バーチャルオフィス1|法人登記込み月額880円の業界最安
渋谷の拠点: 渋谷区内(渋谷駅近く)
法人登記込みで月額880円という、法人設立コストを最小限に抑えたい方向けのサービスだ。初期費用5,500円を含めても初年度約16,060円、2年目以降は10,560円/年。月4回転送+LINE通知も標準付帯。
独自の「法人口座開設保証制度」があり、万が一口座開設に失敗した場合は入会金と基本料金が全額返金される。「バーチャルオフィスで本当に口座が作れるのか?」という不安がある方には心強い制度だ。
法人口座の開設に不安がある方は、バーチャルオフィス1の「口座開設保証制度」を活用するとリスクを抑えられる。口座が作れなかった場合は全額返金される。
拠点数が少なく(渋谷・神保町・広島の3拠点のみ)、電話サービスはなく、会議室は渋谷のみ対応。「住所と法人登記だけあればいい」という割り切った使い方をする方に最適だ。
5. ユナイテッドオフィス|自社物件21年の安定運営
渋谷の拠点: 渋谷区渋谷3-1-9 渋谷YAZAWAビル(渋谷駅南口 徒歩6分)
21年以上の運営実績があり、自社物件で運営しているのが最大の特徴だ。賃貸物件で運営しているサービスと比べて、拠点が突然閉鎖されるリスクが低いのは安心材料である。
月額2,310円〜と格安ではないものの、東京都内9拠点すべてに会議室が完備されており、03番号の電話秘書代行オプションも利用できる。長期的に安定した住所を維持したいという方に向いている。
6. PocketOffice|渋谷特化+LINEで郵便物確認
渋谷の拠点: 渋谷区桜丘町20-1(渋谷駅 徒歩5分)
渋谷に特化した小規模なバーチャルオフィスだ。月額980円〜で渋谷区桜丘町の住所が使え、LINEで届いた郵便物を画像で確認できるのが特徴だ。
大手サービスと比べると知名度は劣るが、シンプルなプラン設計で迷いにくく、銀行口座開設にも対応していると明記されている。渋谷の住所にこだわりがあり、手軽に始めたい方には選択肢になる。
渋谷の住所を使うメリット
「なぜ渋谷なのか」を改めて整理しておく。
IT・スタートアップの街というブランド力
渋谷はGoogleやサイバーエージェント、DeNAなど大手IT企業が本社を構える街だ。「渋谷区」の住所が入った名刺や登記情報は、それだけでIT系・先進的な企業というイメージを与える。
筆者もIT系の事業を運営しているが、取引先に住所を伝えるとき「渋谷なんですね」と好意的な反応をもらえることが多い。これが新宿や池袋の住所だと、同じ効果は得られなかったと思う。
法人登記で渋谷区の住所が使える
バーチャルオフィスの住所で法人登記をすれば、登記簿謄本に「東京都渋谷区」の住所が記載される。取引先が登記情報を確認したとき、渋谷区の住所であれば違和感を持たれにくい。
実際、筆者の合同会社も渋谷区の住所で登記している。銀行口座やクレジットカードの審査でも、渋谷区の住所が不利に働いたことは一度もない。
実際のオフィス賃料と比較すると圧倒的に安い
渋谷区でオフィスを賃貸すると、小さなワンルームでも月額10万円以上はかかる。バーチャルオフィスなら月額660円〜で同じ「渋谷区」の住所が手に入る。コストは100分の1以下だ。
もちろん物理的なオフィススペースは使えないが、自宅やカフェで仕事をする方には十分だ。
筆者が渋谷のGMOオフィスサポートを使っている体験談
ここからは、筆者が実際に渋谷のGMOオフィスサポートを使ってきた体験を共有する。
契約の決め手と申し込みの流れ
筆者はGMOオフィスサポートとDMMバーチャルオフィスの2社で迷った。最終的にGMOを選んだ理由は3つだ。
- 初期費用が完全に0円(DMMは5,500円かかる)
- 郵便転送料が基本料に含まれる(DMMはオプション)
- Xで「GMOの住所だと銀行口座が開設しやすい」という口コミを複数見た
申し込みの流れ
申し込みはすべてオンラインで完結。本人確認書類を提出して、翌日には審査完了という速さだった。追加書類の要求もなく、あっさり通った印象だ。
銀行口座・クレジットカードも問題なく開設
「バーチャルオフィスの住所で本当に銀行口座が作れるの?」という不安は、正直なところ筆者も持っていた。
結果としては、GMOあおぞらネット銀行の法人口座を一発で開設できた。申し込みから約1週間で審査通過。バーチャルオフィスの住所が理由で追加書類を求められることもなかった。
その後、三井住友カード ビジネスオーナーズとFreeeカードも申し込んだが、どちらも問題なく発行されている。
- 合同会社の法人登記(渋谷区の住所で)
- GMOあおぞらネット銀行で法人口座開設
- 三井住友カード ビジネスオーナーズの発行
- Freeeカード(ビジネスカード)の発行
正直に言うと微妙な点もある
半年使っていて大きな後悔はないが、不満が一つある。郵便物の写真閲覧が別料金(月額+1,100円)なことだ。
GMOオフィスサポートの郵便物写真通知は月額+1,100円のオプションだ。郵便物の到着を頻繁に確認したい方は、全プラン無料で写真通知がつくレゾナンスも比較検討しよう。
写真通知オプションをつけないと、何が届いたかわからないまま週1回の転送を待つことになる。急ぎでない書類なら問題ないが、「今届いている郵便物が何か確認したい」と思うことは正直ある。
この点、レゾナンスは全プランで郵便物の写真通知が無料なので、郵便物の確認頻度が高い方はレゾナンスのほうが使い勝手が良いかもしれない。
年間コストはどのくらい?
筆者の契約プランは週1転送プラン(月額2,750円)だ。年間コストは約3万3,000円。
渋谷区で賃貸オフィスを借りたら年間120万円以上かかることを考えると、十分すぎるほどコスパは良い。法人口座もクレカも問題なく開設できたので、投資としては回収済みと言える。
渋谷のバーチャルオフィスを選ぶ3つのポイント
最後に、渋谷でバーチャルオフィスを選ぶ際のポイントをまとめる。
ポイント1:法人登記するかどうかで選ぶサービスが変わる
住所利用のみの場合
法人登記が不要で住所利用だけなら、月額660円〜のGMOオフィスサポートやDMMバーチャルオフィスが最安だ。
法人登記も必要な場合
法人登記も必要なら、バーチャルオフィス1(月額880円) か レゾナンス(月額990円〜) がコスト面で有利。特にバーチャルオフィス1は法人登記込みで月額880円、月4回転送+LINE通知も標準付帯なので、法人登記のランニングコストを最小限に抑えられる(初期費用5,500円)。
ポイント2:トータルコストで比較する
月額料金だけでなく、初期費用・郵便転送料・オプション料金を含めたトータルコストで比較してほしい。
月額料金だけで比較すると失敗しやすい。初期費用・郵便転送料・オプション料金を含めた「年間総額」で計算してから決めよう。
たとえばDMMバーチャルオフィスは月額660円〜だが、初期費用5,500円+郵便転送がオプションだ。一方、GMOオフィスサポートは初期費用0円で転送料も込み。月額だけ見ると同じでも、年間で見ると差が出る。
ポイント3:運営会社の信頼性を確認する
バーチャルオフィスは住所を借りるサービスなので、運営会社が突然サービスを終了すると、登記変更などの手続きが発生する。
運営会社がサービスを終了すると、法人登記の住所変更(登録免許税3万円)や取引先への通知など手間とコストが発生する。長く使う前提なら運営基盤の安定性は重要だ。
GMOオフィスサポート(GMOインターネットグループ)、DMMバーチャルオフィス(DMMグループ)、ユナイテッドオフィス(自社物件・21年運営)のように、運営基盤がしっかりしているサービスを選ぶのが安全だ。
コスパ重視ならGMOオフィスサポート、法人登記コストを最小化したいならバーチャルオフィス1、郵便物の写真通知が欲しいならレゾナンス。筆者はGMOオフィスサポートを選んだが、どのサービスを選んでも渋谷区の住所で法人登記・銀行口座開設は問題なくできる。
まとめ
渋谷のバーチャルオフィスは月額660円〜利用でき、法人登記・銀行口座開設も問題なく行える。
- 渋谷区の住所が月額660円〜で使える(GMOオフィスサポート、DMMバーチャルオフィス)
- 法人登記込みならバーチャルオフィス1の月額880円が最安
- 筆者は渋谷のGMOオフィスサポートで法人口座・クレカも開設済み
- 月額だけでなく初期費用・転送料込みのトータルコストで比較するのが大事
渋谷はIT・スタートアップの街というブランドイメージがあり、名刺や登記情報に「渋谷区」の住所が入ると信頼感が上がる。自宅住所を公開したくないフリーランスや、法人設立を考えている方は、渋谷のバーチャルオフィスを検討してみてほしい。
バーチャルオフィスの基本から知りたい方は、バーチャルオフィスとは?仕組み・メリット・デメリットを解説を先に読むのがおすすめだ。
各サービスの詳しい比較はバーチャルオフィスおすすめ8選|料金・機能を徹底比較でまとめている。
法人登記の具体的な手順はバーチャルオフィスで法人登記する方法で、銀行口座の開設についてはバーチャルオフィスで銀行口座を開設する方法で解説している。
渋谷エリアのオフィスを一覧で比較したい方は、当サイトの渋谷のバーチャルオフィス一覧ページも活用してほしい。各サービスの拠点詳細は個別ページで確認できる: GMOオフィスサポート 渋谷 / レゾナンス 渋谷 / DMMバーチャルオフィス 渋谷 / バーチャルオフィス1 渋谷


