副業にバーチャルオフィスは必要?おすすめサービス5選

副業にバーチャルオフィスは必要?おすすめサービス5選
この記事のポイント
  • 副業でバーチャルオフィスが必要になるケースを解説
  • 副業向けサービス5社を料金・機能で比較
  • GMOオフィスサポート利用者が実体験ベースで選び方を紹介

「副業を始めたいけど、自宅住所をネット上に公開するのは抵抗がある」

会社員の副業が当たり前になってきた今、こう感じている方は多いはずだ。特にネットショップやブログ運営、フリーランス案件の受注など、Web上でビジネスをするなら住所の公開を求められる場面は意外と多い。

結論から言うと、副業の内容によってはバーチャルオフィスがあった方がいい。ただし、すべての副業に必要というわけではない。

この記事では、どんな副業にバーチャルオフィスが必要なのかを整理したうえで、副業向けのおすすめサービスを5つ紹介する。

運営者 運営者

IT系の事業を2名で運営している。GMOオフィスサポートを実際に契約し、ビジネス住所として日常的に使っている。

そもそも副業にバーチャルオフィスは必要なのか

まず、副業でバーチャルオフィスが必要かどうかは副業の種類によって変わる

たとえばクラウドソーシングでライティングやデザインの案件を受ける程度なら、住所を公開する場面はほとんどない。クライアントとのやり取りはプラットフォーム上で完結するので、バーチャルオフィスなしでも問題なく活動できる。

一方で、以下のような副業をしている(またはこれから始める)なら、バーチャルオフィスの導入を検討する価値がある。

特定商取引法の表記が必要な副業

ネットショップやハンドメイド販売、有料noteや情報商材の販売など、消費者に対してモノやサービスを販売する副業では、特定商取引法に基づく表記が義務づけられている。

ここには事業者の氏名と住所を記載しなければならない。つまり、何も対策しなければ自宅住所がネット上に公開されることになる。

バーチャルオフィスを使えば、特商法の表記にバーチャルオフィスの住所を記載できるので、自宅住所を晒さずに済む。

開業届を出して本格的に始める副業

副業の収入が増えてきて開業届を出す段階になると、「納税地」として住所を届け出る必要がある。

自宅住所でも問題ないが、将来的に事業を拡大する可能性があるなら、最初からバーチャルオフィスの住所で開業届を出しておく方が後々ラクだ。後から住所を変更すると、取引先への通知や各種届出の修正が発生して手間がかかる。

自宅以外の住所を納税地にする場合は、税務署へ**「所得税・消費税の納税地の変更に関する届出書」**の提出が必要になる。開業届と一緒に提出しておくとスムーズだ。

名刺やWebサイトに住所を載せる副業

コンサルティングやWeb制作の受注など、名刺を使ってクライアントと直接やり取りする副業なら、住所の記載は信頼感に直結する。

名刺に自宅のマンション名が書いてあると、「この人に仕事を頼んで大丈夫かな」と不安に感じるクライアントもいる。合理的かどうかはさておき、ビジネスの世界では住所が信用のシグナルになることは事実だ。

バーチャルオフィスが必要な副業の例
  • ネットショップ・ハンドメイド販売(特商法の住所記載が必要
  • フリーランス案件の受注(名刺・契約書に住所記載)
  • 開業届を出して青色申告する副業(納税地の届出)
  • 有料コンテンツ・情報商材の販売

逆に、クラウドソーシング経由の受注だけ、ブログのアドセンス収入だけといった副業なら、バーチャルオフィスがなくても困ることはほぼない。

副業でバーチャルオフィスを使うときの注意点

副業でバーチャルオフィスを契約する前に、知っておくべき注意点がある。ここを押さえておかないと、「契約したけど意味がなかった」「想定外のトラブルが起きた」ということになりかねない。

会社の就業規則を確認する

副業がOKな会社でも、会社の住所とは別に事業用の住所を持つことについて規定がある場合がある。バーチャルオフィス自体は合法なサービスだが、念のため就業規則を確認しておくのが安全だ。

なお、「バーチャルオフィスを契約したこと自体が会社にバレる」ということはまずない。副業がバレる主な原因は住民税の金額変動なので、確定申告時に住民税を普通徴収(自分で納付)にしておくことが大事だ。

副業がバレるリスクを減らすには、確定申告書の「住民税の徴収方法」で**「自分で納付(普通徴収)」を必ず選択**しよう。特別徴収のままだと、会社に届く住民税の通知額が変わり、副業の存在が伝わる可能性がある。

月額料金以外のコストも見る

副業の段階では、できるだけ固定費を抑えたいはずだ。バーチャルオフィスの月額料金は660円〜と安いが、初期費用・郵便転送料・オプション料金を含めたトータルコストで比較してほしい。

月額が安くても初期費用が5,000円以上かかるサービスもあれば、月額に転送料が含まれていないサービスもある。副業の収入がまだ少ない段階では、この差額が地味に効いてくる。

💡

サービスを比較するときは「月額料金 + 初期費用 + 郵便転送料」の合計で年間コストを計算してみよう。月額が安くても、初期費用や転送実費が加わると年間では逆転するケースがある。

利用できない業種がある

バーチャルオフィスの住所では、士業(弁護士・税理士など)や人材派遣業、古物商などの営業許可が取れない。これらの業種は物理的なオフィスの実態が求められるためだ。

とはいえ、Web系・IT系・コンサル・物販・コンテンツ販売など、副業として多い業種の大半は問題なく利用できる。

士業(弁護士・税理士など)、人材派遣業、古物商など、物理的なオフィスの実態が求められる業種はバーチャルオフィスの住所では営業許可を取得できない。自分の副業が該当しないか、契約前に確認しておこう。

副業におすすめのバーチャルオフィス5選

ここからは、副業で使いやすいバーチャルオフィスを5つ紹介する。月額料金の安さ、初期費用の有無、将来の拡張性の3点を重視して選んだ。

GMOオフィスサポート

GMOオフィスサポート 公式サイト

→ GMOオフィスサポートの公式サイトを見る

項目内容
月額料金660円〜
初期費用0円
法人登記対応(月1転送プラン1,650円〜)
郵便転送月1〜週1(転送料込み)
拠点数全国19拠点

副業でバーチャルオフィスを初めて使うなら、GMOオフィスサポートが最も無難だ。

追加費用がかかりにくい料金体系

理由はシンプルで、初期費用0円・郵便転送料込みという料金体系が副業の予算感に合っている。「あとからオプション料金が加算されて月額が膨らむ」という心配がほとんどない。

僕自身、GMOオフィスサポートの週1転送プラン(月額2,750円)を使っている。副業で始めるなら転送なしプラン(月額660円)か月1転送プラン(月額1,650円)で十分だろう。事業が軌道に乗ってからプランを上げればいいので、最初は最小限のコストで始められる。

正直な感想として、届いた郵便物の写真を確認するには月額+1,100円のオプションが必要な点は微妙だ。ただ、副業の段階で届く郵便物はそこまで多くないので、転送されるのを待つスタイルでも問題ないはずだ。

東証プライム上場グループの安心感

運営元がGMOインターネットグループ(東証プライム上場)という安心感も大きい。バーチャルオフィスの住所は事業の基盤になるものなので、運営会社の信頼性は軽視できない。

レゾナンス

レゾナンス 公式サイト

→ レゾナンスの公式サイトを見る

項目内容
月額料金990円〜
初期費用5,500円
法人登記対応(990円〜)
郵便転送月4回(別途実費)
拠点数都内中心に11拠点

副業で電話転送や電話秘書サービスが必要なら、レゾナンスが候補になる。GMOオフィスサポートにはない電話系サービスが充実しており、コンサルや営業系の副業をしている方に向いている。

法人登記が月額990円〜と安いのも特徴だ。副業が本業に育って法人化する段階になっても、コストを抑えたまま移行できる。

初期費用5,500円がかかる点は副業向けとしてはやや痛いが、電話サービスが必要なら検討の価値がある。

NAWABARI

NAWABARI 公式サイト

→ NAWABARIの公式サイトを見る

項目内容
月額料金1,100円〜
初期費用0〜5,500円
法人登記非対応
郵便転送あり(別途実費)
拠点数1拠点(目黒区)

ネットショップやハンドメイド販売の副業に特化しているのがNAWABARIだ。BASEやSTORES、Shopifyとの連携を打ち出しており、特商法の住所記載用としてバーチャルオフィスを使いたいEC副業者には使い勝手がいい。

法人登記には対応していないので、将来的に法人化を考えている方には不向きだ。あくまで「個人事業の副業で、特商法の住所として使いたい」という明確な目的がある方向けのサービスである。

バーチャルオフィス1

バーチャルオフィス1 公式サイト

→ バーチャルオフィス1の公式サイトを見る

項目内容
月額料金880円
初期費用5,500円
法人登記対応(880円)
郵便転送月4回(実費相当額・平均約489円/月)
拠点数3拠点(渋谷・神保町・広島)

副業を法人化する前提で、最安で法人登記したい」という方にはバーチャルオフィス1が合っている。法人登記込みで月額880円は業界最安クラスで、月4回転送+LINE通知も標準付帯だ。初期費用は5,500円。

さらに「法人口座開設保証制度」があり、提携先の銀行口座開設が保証されている点はユニークだ。副業から法人化するとき、法人口座の開設は最初のハードルになりがちなので、この保証は心強い。

拠点数が3拠点と少ないのがデメリットだが、住所の選択肢よりコスト優先という方なら十分候補になる。

和文化推進協会

項目内容
月額料金550円
初期費用0円
法人登記対応
郵便転送あり
拠点数京都1拠点

月額550円は業界最安だ。一般社団法人が運営しているバーチャルオフィスで、ハンドメイド作家やクリエイター系の副業をしている方に人気がある。

拠点が京都のみなので、東京の住所が欲しい方には向かない。ただ、「住所が使えればエリアはこだわらない」「とにかくコストを抑えたい」という副業の初期段階なら、最もハードルが低い選択肢だ。

副業向けバーチャルオフィス比較表

サービス月額初期費用法人登記こんな副業向け
GMOオフィスサポート660円〜0円対応迷ったらまずこれ
レゾナンス990円〜5,500円対応電話転送が必要な人
NAWABARI1,100円〜0〜5,500円非対応ネットショップ副業
バーチャルオフィス1880円5,500円対応法人化前提の人
和文化推進協会550円0円対応とにかく最安で始めたい

各サービスのより詳しい比較は、バーチャルオフィスおすすめ8選の記事も参考にしてほしい。

副業の段階からバーチャルオフィスを使って感じたこと

僕の場合、副業というより最初から法人設立の目的でGMOオフィスサポートを契約した。ただ、振り返ると副業の段階から使っておけばよかったと思う場面が何度かある。

銀行口座・クレジットカードの審査は問題なし

たとえば法人設立後、銀行口座やクレジットカードの申し込みにバーチャルオフィスの住所を使ったが、どちらも問題なく審査を通過した。GMOあおぞらネット銀行の法人口座は約1週間で開設完了。三井住友カード ビジネスオーナーズも一発で発行された。

バーチャルオフィスの住所だから審査で不利になるのでは、という不安は杞憂だった。少なくとも大手が運営するバーチャルオフィスの住所であれば、社会的な信用は十分に担保されていると実感している。

年間コストは副業の経費感覚で収まる

年間コストは約3万円。東京都内で賃貸オフィスを借りたら月額10万円以上かかることを考えると、バーチャルオフィスは副業のコスト感覚にフィットするサービスだと思う。月額660円のプランなら年間でも約8,000円。副業の経費としてもまったく痛くない金額だ。

バーチャルオフィスの基本的な仕組みについて知りたい方は、バーチャルオフィスとは?仕組み・メリット・デメリットを解説も読んでみてほしい。

まとめ:副業でもバーチャルオフィスは「保険」になる

副業にバーチャルオフィスが必須かどうかは、副業の内容次第だ。ただ、特商法の表記が必要な副業、開業届を出す段階に来ている副業、名刺やWebに住所を載せる副業なら、バーチャルオフィスの導入は検討する価値がある。

月額660円〜で自宅住所を公開するリスクをゼロにできるのは、副業の「保険」として考えれば十分安い。事業が拡大して法人化することになっても、そのまま同じ住所を使い続けられるので、最初から契約しておいて損はない。

コスパ重視で選ぶなら、格安バーチャルオフィスおすすめ6選の記事もあわせて参考にしてほしい。フリーランスとして独立を視野に入れている方は、フリーランスにバーチャルオフィスは必要?も読んでおくと判断材料が増えるはずだ。

迷っている方は、初期費用0円のGMOオフィスサポートあたりから始めてみよう。合わなければ解約すればいいだけなので、考えすぎるよりまず試してみるのがおすすめだ。

よくある質問

Q.副業でバーチャルオフィスを使うと会社にバレますか?
A.

バーチャルオフィスの利用自体が会社にバレることはほぼない。副業がバレる主な原因は住民税の金額変動だ。確定申告の際に住民税を「自分で納付(普通徴収)」にすれば、会社に通知されるリスクを大幅に減らせる。

Q.副業の開業届にバーチャルオフィスの住所は使えますか?
A.

使える。開業届の「納税地」にバーチャルオフィスの住所を記載できる。ただし自宅以外を納税地にする場合は「納税地の届出書」の提出が必要だ。

Q.副業の収入が少なくてもバーチャルオフィスは契約できますか?
A.

収入額に関係なく契約できる。審査では事業内容の確認と本人確認が行われるが、売上規模を問われることは基本的にない。月額660円〜なので、副業を始めたばかりの方でも負担は小さい。

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